ショップのディスプレイやSNSで見かける着こなしを見て、ファッションのトレンドをさりげなく取り入れるのは簡単にこなせても、メイクの更新は怠っていませんか?
なんだか顔色が冴えないと思い始めて、20代後半~30代前半に覚えたメイクアップの手順や使いやすいカラーをずっと守っていることに気付き愕然としてしまうことも…
シワやシミ、顔色のくすみ、テカリなど年齢を重ねるにつれて出て来るトラブルをカバーしつつ、眉、アイメイク、肌の質感、リップカラーなどにトレンド感を取り入れていきたいですね!
目次
2018年の春夏メイクのポイント
- 太めのストレートまたはアーチ眉
- マスカラバッチリ、アイラインはね上げのしっかりアイメイク
- 艶肌、艶アイメイク
- レッドリップ
それぞれ主張の強い造り込んだメイクですが、目元がバッチリなら口元は薄いカラーに、レッドリップなら目元はさりげなくと、バランスを取って目元か口元どちらかをポイントにメイクにしていくのがトレンドです。
太めの眉
アラフォー世代がメイクを始めたころには、整えた「細眉」「眉ヤマはきっちり」が絶対に絶対に外せませんでした。
その呪縛は強く、少しずつ自然で太めの眉がトレンドに移り変わってもついつい「眉ヤマ」を作ってしまったり、眉尻はなるべく細くしたくなってしまったり、古いフォームを引きずりがち…
眉のフォームは顔の印象を左右するので、侮れませんね!
2018年春夏の眉は、太めでもアーチ型、角度を付けたフォームがトレンドに。
メイクを更新するなら、まずは眉からチェンジしてみましょう!
ストレート太め眉
image: dior
くっきりとした目元を演出したいなら、眉はストレートに。
太めの眉を描く時には下のラインから描き始めましょう。なるべくまっすぐに下のラインを描き、眉毛の流れに沿って眉尻に向かって間を埋めて描いていきます。
上のラインには絶対に「眉ヤマ」を作らないこと!眉尻のみ自然に下のラインに繋げるように下げて描きます。
ずっと描いて来た眉の位置よりも2段階くらい下げる気持ちでラインを引くと、眉と目の間隔がちょうどよく決まります。
濃いめのブラウンかブラックのアイブロウペンシルで軽く薄く、またはアイブロウパウダーでぼかしつつ眉毛の間を埋めると、太めのストレート眉もソフトな仕上がりに。
すっきりとしたストレート眉はオフィスメイクとしてや、カジュアルなファッションと好相性!
アーチ型太め眉
image: marchesa
2018年春夏はストレートだけでなくアーチ型の眉がトレンドに!
とはいえ、ベースはストレートで眉尻がやわらかいカーブで下がるバランスがポイントです。
眉頭から3分の2をストレートに描いて、眉尻をやわらかく下げれば旬の眉が完成!
こちらも下のラインを眉の3分の2までまっすぐ引き、眉尻をやや下げ目に。
上のラインを下のラインと眉尻でゆるやかに繋がるように描きます。
ここでクッと眉ヤマを作ると、太い上に眉ヤマのある「ゴルゴ13眉」に!!丸みを帯びたカーブになるように気を付けましょう!
アーチ眉を描くには、髪のカラーよりも1~2段明るいブラウンがやさしい印象になるのでおすすめです。
明るいブラウンのアイブロウペンシルまたはアイブロウパウダーで眉毛の間を埋めて描き、仕上げに眉マスカラで毛の流れを整えると、美しいフォームが簡単に描けてモチもよくなりますよ!
フェミニンなファッションには甘すぎないアーチ型の太め眉がぴったりです。
艶アイメイク
2017年から引き続き、頬に光をまとったような艶肌がトレンドに!
さらにアイメイクにもグリッターやパールを光らせる艶感を出すと、旬の目元になれますよ。
30代以上の女性が目元にグリッターをあしらうのはハードルが高いですが、ここまで培ってきたメイクテクニックで、パールを効果的に使って艶アイメイクを極めましょう!
トレンドカラーのピンクや、クールなグレーを使ったアイメイクをご紹介します。
関連記事|2018年春夏のトレンドカラー ピンク&イエローでフェミニンなスタイルを楽しもう♪
ピンク+グレーのコンビネーションパレットを買い足し!
image: chanel
たくさんのコスメブランドから3カラーや4カラーのアイシャドウ パレットが出ていますね。
この春夏に買い足すなら、ピンクとグレーのコンビネーションにハイライト用のホワイト系と引き締めカラーのブラウンかブラック、ネイビー系のセットがおすすめです。
写真はCHANELのレ キャトル オンブル(202 ティセカメリア)で、使いやすい4カラーがセットされています。
image: tomford
アイホールにピンクを広げて、目の中心の上から眉の真ん中までのまぶたにたてのラインと眉尻の下にホワイトパールを指でぼかしながらオン。
たてのラインでパールが入ることで、まぶたに立体感とぬれたような艶感が生まれます。
ピンクのアイシャドウは顔色を明るくふんわりと見せてくれるので、くすみの気になるひとにぴったり!
ややモーブがかったオトナのピンクシャドウをチョイスしましょう。
image: tomford
この春夏ファッションのトレンドカラーはホワイトとメタリックシルバー。
メイクにはメタリックな輝きのアイスグレーを投入すると凛とした印象に。
アイホールに薄くアイスグレーを広げて、ホワイトパールで艶とさらに輝きをオン!
ダークブラウンのアイシャドウと、アイラインを細くきっちりと引いて目元を引き締めます。
目の上下にマスカラをボリューミーに付けるのも2018年春夏のトレンドなので、クールでグラマラスなアイメイクを楽しめます。
オールホワイトやパステルカラーのフェミニンなファッションを、メタリックグレーのクールな目元が引き立てます。
レッドリップ
2017年秋冬から続いて注目なのが、鮮やかなレッドリップ。
ヌードカラーに慣れているとハードルが高そうですが、肌の色をコントラストで明るくきれいに見せてくれるお助けカラーなのです。
ベルベットのような光沢のあるマットな質感がトレンドで、つけるだけでモードな表情に。
シアーな質感のレッドは、テクニックなしで自然に発色して血色よく見えますよ。
最旬!マットレッドリップ
image: cledepeaubeaute
女性なら一度はつけこなしてみたい、鮮やかレッドのマットな質感のリップ。
見た目から唇が乾燥しやすいのでは?と敬遠されがちですが、リップスティックにはコスメ業界の最新技術が詰まっていますから、発色がきれい&つけ心地はしっとりと馴染んで落ちにくいという理想のマットリップが各ブランドから出ています。
唇の大きめなひとは、リップを指に取って唇の内側から少しずつのせて広げて、あまり輪郭をきっちり取らない方が旬の顔に。
唇の薄い人は逆に直接リップをのせて輪郭もきっちり大きめに描くと、レッドリップの魅力を最大限引き出せます。
トレンドカラーのホワイトやメタリックシルバーを取り入れたファッションと好相性!
新しい春夏モードらしいコーデに取り入れたいメイクです。
挑戦しやすいシアーレッドリップ
image: pinterest
普段あまり鮮やかなカラーのリップをつけ慣れないひとには、シアー感の強いレッドリップがおすすめです。
リップスティックタイプよりも軽い着け心地で透明感のあるリップグロスで取り入れてみましょう。
唇の内側にグロスをのせて外側に向かってぼかせば、血色のように自然な仕上がりに。
ピンクやコーラル系のカラーよりもオトナっぽい表情になりますよ。
パステル系でも鮮やか系でも合わせるファッションカラーを選ばす、モノトーンコーデでも顔色が沈みません。
目元にバッチリメイクした時に口元はシアーレッドリップで軽くするとグッドバランス!
この春夏は、レッドリップでトレンドメイクに更新です。